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Drupalでは「モジュール」と呼ばれる、小さなソフトウェアを実装することで機能拡張を行います。本ウェビナーシリーズでは、Drupalのモジュール開発に関する基礎知識を解説します。Drupalのバックエンド周りについて体系的に学びたい方、自分でカスタムモジュールを作れるようになりたい方、アクイア認定デベロッパー試験を目指す方におすすめです。
Drupalを一通り操作したことがある方を対象としています。まだDrupalを触ったことが無い方は、初心者向けDrupalチュートリアル動画(日本語)を先に見ておくとより理解が深まります。
カスタムモジュールを作ろう
カスタムモジュールを作る方法は以下の方法がある
- フック
- プラグイン
- エンティティ
- サービス
- ルーティング
- イベント
今回はフックでモジュールを作成する
今回の作成手順
*.info.ymlファイル作成
モジュールのメタ情報を記載する
モジュール作成において唯一の必須ファイルになる
配置場所
設定内容
description以外は必須項目
下記以外にもオプション設定がある
有効化
YMLファイルだけで有効化のリストに表示されるようになる
フックを実装
フックとは
Drupalの動作を変更する関数
Drupal7までは主にフックで実装されていた
既存のコードを変更することなく、Drupalコアやモジュールの動作を変更可能
フックにはhook_で始まる名前がある
フックには一連のパラメータと戻り値が用意されている
基本的にカスタムモジュールの*.moduleファイルでフックを実装する
カスタムモジュールでオリジナルのフックを実装することもできる
保存時のボタンの表示を変更する
Drupalのドキュメントに定義されている(300個くらいあ)
手順
ルーティングとコントローラを追加
ページが呼ばれる仕組み
リクエストを受け付ける(INDEX.PHP)
DRUPALカーネルを実行(SYMFONYのHTTPKERNELをベースにDRUPALKERNELを実装)
対象のコントローラを特定、実行、テンプレートレンダリングをする(ROUTING)
結果をレスポンスできる形式にして返す
ルーティングシステム
既存Drupalサイトのルート一覧
Develモジュールで全ルート一覧を取得できる
YMLファイルで定義
コントローラの作成
maruchaパスをアクセスする
ルーティング一覧に表示される
フォームを作成
このようなフォームをカスタムモジュールでつくる
Drupal FormAPIを使う
DrupalのFormAPIとは
FormAPIとはHTMLフォームを定義するための抽象化レイヤー
フォームの定義、表示、検証、送信というライフサイクルを制御する
フォームが要求されるとレンダリング可能は配列変数として定義される
レンダリング過程でHTMLに変換、エンドユーザに表示される
フォルムの種類
FormBase
ConfigFormBase他
フォームクラスの作成
getFormID()
buildForm()
submitForm()
以上3つのメソッドが必要
YMLファイルにルーティング定義を追加
ブロックを作成
ブロックAPIとは
ブロッククラスを作成する
練習問題
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