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はじめに
Develモジュールは開発者にはまず最初にインストールしておいてほしいコントリビュートモジュールの一つです。
代表的な機能は、データベースクエリ、システムの状態、 PHP の変数の中身などをページ上に表示する機能です。 データベースクエリやシステムの状態などは管理画面から、 PHP 変数についてはコードを通して表示することが可能です。 他には、任意の PHP コードを実行できるテキストエリアのブロック、ユーザを手軽に切り替えられるブロックなども提供してくれます。
また、Drupalの数あるサービスの中から使いたいサービスを検索する場合、当モジュールで検索することもできます。Drupal公式サイト（https://api.drupal.org )で検索するよりすばやく対象のサービスを見つけることができます。
開発用、分析用のモジュールですので、通常の本番サイト運用時には原則無効にしておくタイプのモジュールです。
インストール方法
コントリビュートモジュールのインストールの方法は、手動でダウンロードして対象フォルダに置く方法の他に、DrushコマンドやComposerを使用する方法があります。
Drushを使用する方法
Drushがインストールされている場合、Drushを使用してインストールするのが簡単です。
drush dl devel でダウンロードできる Devel プロジェクトのディレクトリには次の 3 つのモジュールが入っています。
- Devel
- Devel generate
- Devel node access
ダウンロードは次のコマンドで実行できます。
drush dl develインストールが正常に終了すると、下記のコマンドでモジュールの有効化を行います。
管理画面からも可能です。
drush en develComposerを使用する方法
Composerが使用できる環境では、Composerを使用するのもよいです。
DevelモジュールサイトにバージョンごとにComposerコマンドが記載されています。
こちらをコピーしてComposerが使用できるディレクトリに移動した後に、コマンドを実行します。
正常に終了すると以下のようなメッセージが表示されます
次に、Drupal管理画面に入り、「機能拡張」をクリックしてします。
開発ブロックに先ほどインストールしたDEVEL関連ファイルが表示されていますので、チェックをしてインストールボタンをクリックすると、有効化されます。
※Devel Generate ExampleはDrupalコア10.0.3と互換性がないためインストールできません
使い方
Devel モジュールの代表的な使い方をいくつかご紹介します。
- データベースクエリを表示する
- 関数内の PHP 変数を表示する
- 現在のユーザを切り替える
他にもさまざまな使い方ができますが、これら代表的な使い方を見ておけば他のところでもスムーズに使えるのではないかと思います。
ツールバーの設定
ツールバーに表示するアイテムを設定します
使い方の詳細は、Studio UmiさんやGENNAI3さんのブログページが参考になります。
ただし、どちらも古い記事ですので現在はUIまたは機能が変わっている部分もありますのでご注意ください。
リンクを下に貼っておきます。
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