【PlantUML】Windowsにインストールしてみた

こちらのサイトではDRUPAL10に関連する記事を掲載しています。

この記事では、Windows 環境に Visual Studio CodePlantUML をセットアップする手順を説明します。

PlantUML とは

PlantUML は、以下のような図をテキストで素早く描くためのオープンソースプロジェクトです。

  • シーケンス図 / Sequence diagram
  • ユースケース図 / Usecase diagram
  • クラス図 / Class diagram
  • アクティビティ図 / Activity diagram
  • コンポーネント図 / Component diagram
  • 状態遷移図 / State diagram
  • オブジェクト図 / Object diagram

環境

下記の環境で動作確認しました。

セットアップ

Visual Studio Code のインストール

  1. Visual Studio Code を開く
  2. [Download for Windows] を押してインストーラーをダウンロードする
  3. ダウンロードしたインストーラーを実行する
    • 例)VSCodeSetup-1.11.1.exe

PlantUML のセットアップ

1. Java のインストール

PlantUML の実行には、Javaの実行環境が必要となります。

  1. java.com を開く
  2. [無料Javaのダウンロード]ボタンを押す
  3. [同意して無料ダウンロードを開始]を押し、インストーラーをダウンロードする
  4. ダウンロードしたインストーラーを実行する
    • 例)JavaSetup8u121.exe

2. Graphviz のインストール

PlantUML が UML を描画するために使用しているソフトウェアです。

  1. Graphviz – Graph Visualization Software を開く
  2. 左側のバーから Download を開く
  3. License ページの末尾にある[Agree]を押す
  4. Download ページの Windows の Stable and development Windows Install packages をクリックする
  5. MSIファイルを選択してインストーラーをダウンロードする
  6. ダウンロードしたインストーラーを実行する
    • 例)graphviz-2.38.msi

OSがUbuntuの場合

Ubuntuの場合は、次のコマンドをターミナルで実行してください。

sudo apt-get install graphviz

3. PlantUML のインストール

Visual Studio Marketplace で PlantUML をインストールします。

  1. Visual Studio Code を起動する
  2. “Ctrl + P” と入力して、Quick Open を開く
  3. Quick Open に ext install plantuml と入力して、Enter キーを押す
  4. 検索結果から PlantUML を選択し、[インストール]を押す
  5. インストール完了後に[再度読み込む]を押して Visual Studio Code を再起動する

動作確認

1. プレビュー表示

  1. Visual Studio Code を起動する
  2. 拡張子 .pu で新規ファイルを作成する
  3. ファイルに以下を入力し、“Alt + D”でプレビューを表示する

test.pu

@startuml
title シーケンス図
アリス -> ボブ: リクエスト
ボブ --> アリス: レスポンス
@enduml

2. 画像ファイルとして出力

  1. “Ctrl + Shift + P” でコマンドパレットを開く
  2. PlantUML: Export Current Diagram と入力する
  3. png, svg, eps, pdf, vdx, xmi, scxml, html から出力形式を選択する

PNGファイルとして出力した時のディレクトリ構成は、以下のようになります。 ディレクトリ構成

 test.pu
 test/
     シーケンス図.png

出力結果のPNGファイルは以下のようになります。

シーケンス図.png

PlantUML言語リファレンス

PlantUMLの文法は、”PlantUML Language Reference Guide”としてPDFファイルが提供されています。

終わりに

GUIで簡単に図を描けるウェブサービスが流行っていますが、PlantUML を使うとコマンドラインからの操作できる利便性を実感できます。

参考情報

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